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【ビットコイン積立】bitFlyerのかんたん積立をおすすめしない理由

ビットコインを積立できればいいなと思っていたところ、bitFlyerがアプリでビットコインを簡単に積立できるサービスを提供していました。

今日はその「bitFlyerかんたん積立」の解説と、おすすめしない理由を説明します。

bitFlyerかんたん積立とは

かんたん積立は、積立頻度と積立金額を設定するだけで、自動でビットコインを積立購入してくれるめちゃくちゃ便利なサービスです。

積立は、購入タイミングを分散できるので、下落時のリスクを軽減できます。ビットコインは価格変動が大きいので、ビットコインを買ってみたいと思っていても、高値づかみが怖くて手が出せない!って方は積立がいいかもしれません。

手数料はタダと記載しているが・・実際は・・・

かんたん積立の注意事項

bitFlyerのかんたん積立は記載の通り、手数料は発生しません。

しかし、積立時の購入・売却する際に参照される価格は「販売所の価格」になります。

「販売所の価格」とは

bitFlyerは「販売所」と「取引所」の2パターンがあります。

「販売所」はbitFlyerがビットコインを販売します。つまりbitFlyerが購入時・売却時の値段を決めます。

「取引所」はトレーダー同士で売買を行います。

販売所の売買の値段を見てみましょう。

買注文の場合は5,905,057円 で、売り注文の場合は5,560,583円になっています。

つまり344,474円の差があります。(これをスプレッドが広いといいます。)

販売所(=かんたん積立)で1BTC購入すると実質手数料として344,474円かかることになります。

例えば1万円毎月積み立てすると、585円(6%程度)、スプレッドで損をするということですね。

積立は長期でやる前提ですが、これではどんどん手数料負けしていきます。

SBI証券やつみたてロボ貯蓄の手数料を見ても、0.5%なので、やはり販売所のスプレッドは広すぎると思います。

※相場状況によってスプレッドは変動します。記載のスプレッドは2021/9/7時点のものを掲載しています。

回避策は?

このスプレッドが広いデメリットを回避するためには、

「取引所」を活用して、自分でコツコツ手動で買い増すしかありません。

取引所はスプレッドはありませんが、手数料があります。しかし手数料体系は約定数量 × 0.01 ~ 0.15%となっているので、1万円分ビットコインを購入したとしても、最大で15円しかかからないので、販売所と比較するとその差は大きいです。

bitFlyerのビットコイン売買手数料

まとめ

かんたん積立はとても便利ですが、実質手数料が高すぎます。

ちょっと面倒ですが、bitFlyerの取引所あるいはLightningを使ってビットコインは購入するようにしましょう👾

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